「辞めたほうがいい」のは、こんな職場! ランキングトップ3は労働条件、給与、そして...?

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「残業が当たり前になっている職場」は辞めたほうがいい

   「辞めたほうがいい職場」の第3位は、「労働時間・休日などの条件が悪い」。102人が、そう答えた。

「毎日1時間以上の残業がある職場は、残業があることが当たり前の感覚になっているので早くやめたほうが良いです」(女性 30歳)
「ライフワークバランスが極端に偏るような労働を強いられる職場は肉体的にも精神的にも疲弊するため辞めたほうがよい」(女性 29歳)

   こんな意見が寄せられた。しっかり休んでプライベートの時間も充実して過ごせる働き方ができる職場が求められている。

   第4位は「会社の将来性がない」職場で、77人が答えた。

「人が続かない会社。新しい社員が入っても1年以内で人が辞めていく会社は早く辞めたほうがいい」(男性 43歳)
「管理職が忙しすぎて倒れそうになっている職場、若手が昇進したいという希望が見いだせない」(女性 28歳)

   離職率が高いということは、社員の満足度が低いということ。それが改善しないのは、「忍耐力」のある社員が無理して勤務していることに、甘えている職場だからかもしれない。

   また、中堅社員になると、若手への教育係としての役割を担うようになるが、若手がすぐ辞める会社では、せっかく教えた業務やそのために費やした時間がムダになってしまう。

   そのため、中堅社員にとっても会社の成長力への不安が募り、それが将来への不安にもつながっていく、悪循環がある。

   第5位は「自身の仕事に対して、評価されない」不満がある。64人がそう答えた。

「業績が良くても従業員に還元されない。評価の基準が曖昧」(女性 54歳)
「仕事への評価が得られない職場、ワークライフバランスの取れない職場」(女性 37歳)

   会社に貢献して出した成果によって職位等級が与えられ、昇給が考慮される職場もあれば、個々の能力は見られず、ただ機械のように働かせられる職場が少なくないようだ。

   職場での不満やガマンが続くと、ストレスを発症要因とする、メンタルヘルスの不調にもつながる。そんなリスクが膨らみ、渦巻く職場が敬遠される傾向にあるといえそうだ。

   なお、調査はピコラボが運営している転職サイトメディアのピコキャリアで、「辞めたほうがいい職場」を転職・退職経験のある社会人338人(男性117人、女性221人)を対象に、2月3日~10日に実施した。

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