接客・販売・店長も4割がウハウハ、今が転職ドキ!
営業職は、2022年10~12月期は32.3%だった。経済状態にかかわらず、比較的転職が多い職種のため、浮き沈みが大きいが、新型コロナが落ち着いた現在は上昇傾向に戻っている【図表5】。
事務系専門職は、2022年10~12月期は31.4%と、過去最高を更新した。2017年以降、弱めの動きが続いていたなか、新型コロナの感染拡大も重なり、2020年ごろにかけては低水準が続いていた。しかし、2021年半ばから上昇傾向に転じ、現在は格好の「転職ドキ」状況となっている【図表6】。
接客・販売・店長・コールセンターは、2022年10~12月期は38.6%と高い水準を維持している。新型コロナの感染が拡大し始めた2020年 10~12月期はどん底に近い状況だったが、コロナが落ち着き、消費活動が活発化した現在、接客業や小売業界は人手不足状態になっている。こちらも「転職ドキ」といっていいだろう【図表7】。