「カメラON派」「OFF派」では、6割が「ON派」だが...
こうしたことが起こる背景として、ウェブ会議の「カメラON/OFF」はどうなっているか。たいていのウェブ会議システムには、カメラのON/OFF機能がついている。カメラ機能をONにするかOFFにするか、スタンスは個人の考えや所属する会社の社風などさまざま。
そこで、「いつもウェブ会議ではカメラはONか、OFFか」を聞くと、「常にカメラONにしている」(30.3%)、「どちらかと言うと、カメラONにしている」(28.3%)を合わせて、「ON派」(58.6%)が約6割の結果に【図表2】。
「ON派」「OFF派」、それぞれの理由を聞くと、まず「ON派」は――。
「サボってないのを確認するため」(20代男性)
「顔をみて話すことがコミュニケーションの一環であるとのことだから」(20代男性)
「会社からの規定・約束事として指示されている」(40代男性)
「参加している雰囲気を醸し出すため」(50代男性)
「参加意欲を見せて、聞いてますアピールをするため」(20代女性)
「常にカメラをONにしろという暗黙の了解がある」(30代女性)
「それが常識だと思っている」(40代女性)
「顔が見えたほうが、誰が発言しているかわかりやすい」(50代女性)
一方、「OFF派」の声を聞くと――。
「みんなOFFにしています」(20代男性)
「自分の姿を見られたくない」(30代男性)
「通信回線の負担になるので」(30代男性)
「恥ずかしい」(20代女性)
「在宅勤務日は化粧をしたくないので、オフにしている」(女性30代)
「顔を見られたくない。社内の嫌いな人の顔を見たくない」(女性40代)
「身だしなみを気にせずに参加している」(女性50代)
などの声があった。