NFT AMMのデメリットとは?
デメリットについても、みていきましょう。NFT AMMでは、同じコレクションのNFTは全て同じもの、と認識して取り扱います。たとえば先日、前米国大統領のトランプ氏が発行したNFTの場合、次の画像の、左と右は同じものですが...。
openseaでは左の方がうんと価格が高く販売されています。つまり、どういうことかというと、所有者にとって左のNFTの方が、右のNFTよりも価値が高いと思っている、ということです。
しかし、AMM型の取引所において、流動性プール内に入ってしまえば、多くあるNFTコレクションのうちの1枚として扱われます。
したがって、レアリティに大きな差があった場合、レアリティの高いNFTのみが引き出され、AMMの流動性プール内にはレアリティの低いNFTばかりが残ってしまうことになります。
ですので、絶対にこれだけは売りたくない!といったような一点もののNFTとは、相性がよくないと言えそうです。このあたりは、NFT AMMのデメリットと言えるでしょう。
なんとなくNFT AMMがどういった仕組みで動き、どんな長所を持っているのか理解していただけたでしょうか。NFTAMMにはどんな物があるのか実際に体験してみたいですよね。
さらに今回は、2つのNFT AMM取引所について紹介します。