なんでもタイパ重視の風潮、どうなの? 一見ムダだと思う行動にこそ、実はチャンスがある!【ひろ子ママの教訓 その142】

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物事を「こなす」「さばく」だけではなく...

   しかし、Z世代のタイパには時間の有効活用の側面以外の目的もあるようです。たとえば、ドラマを見る前にサイトであらすじを読んでから、倍速で見たり結末だけ見たりする行動は

「内容を知っておかないと時代に遅れる」
「友達との話題についていけなくなる」

   など、単に作品を多く楽しむことが目的でなく、属しているコミュニティとの関係を保つためといった理由もあげられるんだそうです。

   「自分が見たい作品がたくさんあるから倍速で見るのではなく、あまり興味はない作品だけど、話題のために見なければならない」...このような理由なんですね。このように、ただ物事を「こなす」「さばく」ための時間の使い方になってしまうのは、何か違うかなと思います。

   ゆっくりと読みたい本を読む時間、見たい映画を映画館でゆっくり見る時間って、とっても贅沢です。「映画を見て感動して涙する時間」「なぜ主人公はあのセリフを口にしたのかと想像、発想する時間」はとても大事だと思います。

   Jさんもただタイパを重視するのではなく、何のために時間を有効活用するべきかと考えてみるといいかもしれないですね。

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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