日銀の次期総裁に、経済学者・植田和男氏起用の報道...市場の反応は?(2月13日~2月17日)【株と為替 今週のねらい目】

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東京株式市場 神経質な展開か 植田氏は雨宮氏よりも、金融政策の変更に前向きか

東京株式市場見通し(2月13日~17日)
日経平均株価予想レンジ:2万7400円~2万8000円

2023年2月10日(金)終値 2万7670円98銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、神経質な展開か。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、5週続伸となった。日本銀行の次期総裁として雨宮正佳副総裁との報道を受け、金融政策の変更が緩やかなものになるとの見方が相場の下支え材料となった。

   今週の日経平均株価は、神経質な展開か。

   日銀の次期総裁が一転して、「元日銀審議委員で経済学者の植田和男氏を起用」と報道された。植田氏は、雨宮副総裁よりも、金融政策の変更に前向きとの見方があり、市場の反応がどのようなものになるのか注目される。

   さらに、植田氏本人の金融政策に対する考え方がどのような形で示されるのか、市場は見守っている状況だ。

   加えて、米国の1月雇用統計が市場予想を上回ったことで、米国の利上げ打ち止め期待が後退しており、米国の金融政策の行方も相場の波乱要因となりそうだ。

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