私が夫なら「こんなにデキるのに、妻になってくれてありがとう」と言う
一方で、「事実を素直に言おう」という意見も多かった。
「素直に言うことをおススメします。私が旦那さんだったら『すごいなー、こんなにデキる人なのに、妻になってくれて本当にありがとう』と言います。引け目は感じると思いますが、愛情は変わりません。妻の年収が上がろうが、宇宙飛行士になろうが、オリンピックに出場しようが、愛情は変わらないです。あなたが選んだ旦那さんですから、信じてみてはどうでしょうか」
「プライドを傷つけないのは、無理じゃないかなと思います。学歴とか年収とか、気にする人はトコトン気にします。何をどう言ったって現実は変わりません。私なら、淡々と事実を告げます。申し訳なさそうに言うのも逆にプライドを傷つけるだろうし、偉そうにするのもよくない。なので、感情を入れずに淡々と」
また、子どもができて産休育休をとったら、年収が減るかもしれない。「しばらく様子をみてはいかが」という意見もけっこう多かった。
「成果主義なら産休育休、そして時短の時は下がるでしょ。旦那さんはこれから上がることはあっても下がらない。だから長い目で見たら、旦那さんのほうが生涯賃金は高いかもしれませんよね」
「今後、妊娠出産という、夫婦生活の一大イベントが訪れる可能性があるので、その時はあなたの年収はストップしてしまうはず。それを考えれば、多少差が開いても、ご主人のプライドはあなたが考えているよりも、傷は深くはならないと思います。お金の話しばかり考えているより、2人の時間を楽しむことも考えたほうが幸せだと思います」
夫の面目を立てる「画期的な解決案」を実践している人から、こんな提案も――。
「わが家も私のほうが夫の倍以上の収入があります。うちの解決案は共同名義のクレジットカードです。メインの契約者は私。したがって本当の支払いは私です。カードはそれぞれの名前で2枚来ますので、他人には共同名義であることはわかりません。
外食、お買い物は常に夫がこのカードを使って支払います。表向きは何でも払ってくれる優しい夫となるわけです。ニコニコと、そう本当に優しいのよと微笑んでいればよいのです。うちはこれで全て円満です」