80歳まで生きても、わずか「4000週間」!...人生は恐ろしいくらい短い それでも「FIRE」はおススメされていない理由(井津川倫子)

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「FIRE」で「自由」を手にしたはずが、不安や孤独に悩まされる?!

   「恐ろしいほどに短い人生」という事実を突きつけられて、「自分らしく生きたい」「今この時を満喫したい」と、人生観を変える人が多いようですが、意外にもバークマン氏は、アーリーリタイア的なライフスタイル「FIRE」を薦めてはいませんでした。

   自由を求めて「FIRE」したものの、人や社会との関わりが減って孤独に悩まされていたり、家族や友人、会社の同僚との平凡で楽しい時を手放して後悔したり、といった例も紹介されています。

   たしかに、「自由」と「不自由」は表裏一体です。会社を辞めて「安定」を手放すことで、思いもしなかった「不安感」にさいなまれる人もいるでしょう。つらい現実から逃れたはずが、もっと厳しい現実に直面するかもしれません。

   「FIRE」したり、「ノマドライフ」を送ったり、「今と違うことをすれば人生が変わる」といった幻想を捨てて、「今という人生の本番を楽しく生きよう」。そう筆者は伝えていると思いました。

   それでは、「今週のニュースな英語」「time management」(タイムマネジメント)を使った表現です。

Time management tips for working
(仕事でのタイムマネジメント術)

5time management tips for accountants
(経理のための5つのタイムマネジメント術)

Time management skills can impact your sales goals
(タイムマネジメント術は、セールス目標達成に影響を及ぼす)

   「人生は短い。ものすごくバカみたいに短い。だから腕まくりをして、自分にできることに取り掛かろう」というメッセージが心にグイグイ刺さりました。

   一年間も50週とちょっと。過去を悔んだり、振り返ったりする余裕はありません。ならば、毎日を全力で楽しもう、そう意を強くした次第です。(井津川倫子)

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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