「誓約書提出」「就活終了依頼」...オワハラ受けた人も
インターンシップへの参加社数の平均は「6.49社」で、前年同時期(5.91社)を0.58社上回った。「10社以上」という人も4割近く(39.0%)おり、昨年同時期(30.7%)を8.3%上回り、インターンシップへの参加社数は年々増加傾向にある【図表3】。
ところで、内定者に対する企業からのフォロー対応はどうなっているのだろうか。具体的なフォロー内容を聞くと(複数回答可)、「人事担当者との面談(オンライン)」(36.1%)、「懇親会(オンライン)」(27.3%)、「先輩社員との面談(オンライン)」(26.7%)、「懇親会(対面)」(22.5%)と続いた【図表4】。
なかには、「誓約書の提出を求められた」(16.6%)、「就職活動の終了を依頼された」(2.0%)などと、露骨な「オワハラ」(就活終われハラスメント)を受けた人もいた。そもそも、まだ「就職活動解禁」以前の時期である。企業側には厳しいコンプライアンスを求めたい。
調査は、2023年1月25日~1月31日、2024年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生482人にインターネットでアンケートを行なった。(福田和郎)