ネット動画、子どもと見てますか? 小中学生6割が親子一緒、子に説明しながらの親も5割...イマドキ親子の新しい会話風景

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   インターネットのサイトや動画を子ども1人で見ている姿は、親としては何かと不安なものだが、では、あなたは子どもと一緒に見ていますか。

   小中学生の6割がネットの動画などを親と見ていることが、NTTドコモのモバイル社会研究所(東京都千代田区)が2023年1月30日に発表したリポートで明らかになった。

   親子一緒に見るだけでなく、半数近くの親は、動画の内容を子どもに説明しているという。これもイマドキの親子の触れ合いの形のようだ。

  • ネット動画を一緒に楽しむ親子(写真はイメージ)
    ネット動画を一緒に楽しむ親子(写真はイメージ)
  • ネット動画を一緒に楽しむ親子(写真はイメージ)

好きなネット動画、一緒に見る親子が6割以上

   NTTドコモのモバイル社会研究所が行なってきたいくつかの調査によると、小中学生の約9割がインターネット経由でサイトや動画を見ていることがわかっている。

   そこで今回の調査は、2022年11月に行なった「親と子に関する調査」結果から、ネットのサイトや動画を見る子どもに対して、親がどう前向きに関わっているかを再度、分析し直した。

   具体的には「親と子の関係」を軸に、「一緒に見るか」「親が内容について説明しているか」「子どもの視聴に関してルールを設けているか」の3点に絞って分析したのだ。

   調査の対象は、関東1都6県に住む小学生・中学生とその親の合計500人だ。

   まず、親に「子どももあなたも、好きなインターネットのサイトや動画を一緒に見るか」と聞くと、子どもが小学校低学年では「いつも一緒に見る」(5%)、「時々」(57%)、「めったにない」(23%)、「全くない」(15%)、小学校高学年では「いつも」(4%)、「時々」(58%)、「めったにない」(26%)、「全くない」(11%)、中学生では「いつも」(2%)、「時々」(61%)、「めったにない」(21%)、「全くない」(16%)という結果になった【図表1】。

(図表1)インターネットのサイト・動画を親子で見る(NTTドコモモバイル社会研究所の作成)
(図表1)インターネットのサイト・動画を親子で見る(NTTドコモモバイル社会研究所の作成)

   学年を問わず、6割超の親子がインターネットのサイトや動画を一緒に見ていることになる。その割合は中学生が若干多いが、ほとんど差は見られない。

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