2023年2月も、食品値上げ「大波」再び襲来! 冷凍食品、菓子、ソース、缶詰...夏まで続く「高波」、価格変えず内容減らす「ステルス値上げ」も

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   2023年2月に入り、食品値上げの「大波」が再び襲来することがわかった。

   帝国データバンクが1月31日発表した「『食品主要195社』価格改定動向調査‐2023年2月」によると、2月の値上げは5463品目に上り、昨年(2022年)のピークだった10月に次ぐ2番目の多さだ。

   しかも、この春から夏にかけて、毎月2000~3000品目の「高波」がコンスタントに押し寄せる見込みだ。

  • スーパーの高い食品に悩む女性(写真はイメージ)
    スーパーの高い食品に悩む女性(写真はイメージ)
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冷凍食品、ソース、菓子、ジュース、ワイン、ふりかけ...

   報道や食品各社のプレスリリースなどをまとめると、すでに発表した2023年2月に値上げされる主な食品は次の通りだ(業務用を除いた家庭用商品)。

【冷凍食品など】
▼味の素冷凍食品=ギョーザ、シュウマイなど冷凍食品51品目を約6~16%値上げ。
▼ニチレイフーズ=冷凍食品のほぼ全品を約6~20%値上げ。
▼ニッスイ=弁当総菜、米飯、麺類など冷凍食品84品を約6~25%値上げ。
▼テーブルマーク=「ごっつ旨いお好み焼き」など冷凍食品66品目を約3~19%値上げ。
▼マルハニチロ=冷凍食品や缶詰など224品目を約2~25%値上げ。
▼紀文=練り製品・惣菜製品の一部を約5~20%値上げ。
【ソース類】
▼イカリソース=ソースなど42品目を約7~23%値上げ。
▼ブルドックソース=ソースなど40品目を約7~22%値上げ。
【菓子類】
▼江崎グリコ=「ポッキー」や「ビスコ」など91品目を約7~13%値上げ。
▼カバヤ食品=「グミ」と「チョコレート菓子」の2品目を約5~25%値上げ。また、チョコレートなど一部商品で内容量を減らす実質的値上げも。
▼ジャパンフリトレー=「ドリトス」や「チートス」などスナック菓子19品目を約5~20%値上げ。
【飲料・酒類など】
▼ポッカサッポロ=「キレートレモン」や「マカの元気」など27品目を約5~13%値上げ。
▼カゴメ=トマトジュースやケチャップなど151品目を約6~19%値上げ。また、トマトジュースなど6品目の内容量を減らす実質的な値上げも。
▼雪印メグミルク=牛乳や野菜ジュースなど56品目を約3~26%値上げ。
▼アサヒ飲料=エナジードリンク「モンスター」を約12%値上げ。
▼メルシャン=ワイン・梅酒・焼酎など536品目を約1~12%値上げ。
▼永昌源=紹興酒などの酒を約3~8%値上げ。
【その他】
▼大塚製薬=「カロリーメイト」など3品目を約8~14%を値上げ。「カロリーメイト」は1983年の発売以来初の値上げ。
▼シマダヤ=「流水麺そば」など麺製品を6~30%値上げ
▼永谷園=ふりかけなど28品目を約7~14%値上げ。
▼山崎製パン=「ランチパック」の3品目を平均約4%値上げ。

   こういった案配だ。

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