アメリカの利上げ、2月と3月はどうなる?&日銀の金融政策、変更観測が根強く(1月30日~2月3日)【株と為替 今週のねらい目】

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東京外国為替市場 ドルの上値が重い展開か 今週のFOMC(米連邦公開市場委員会)に注目

東京外国為替市場見通し(1月30日~2月3日)
ドル・円予想レンジ:1ドル=127円00銭~131円00銭

2023年1月27日(金)終値 1ドル=129円85銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルの上値が重い展開か。

   前週のドル円相場は、ドルがレンジ内でのもみあいだった。世界経済や米国経済に対する景況感や経済指標に左右される展開が続き、ドルは1ドル=129円前半から131円前半のレンジでの動きだった。

   今週のドル円相場は、ドルの上値が重い展開となりそうだ。

   米国では1月31日から2月1日にFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催される。そこで、0.25%の利上げが実施され、3月のFOMCでも0.25%の利上げが実施されれば、利上げは終了との見方が強まっている。

   一方で、日銀の金融政策に対しては、今後の政策変更観測が根強く、ドル安・円高に振れやすい状況だ。くわえて、米国の経済指標が市場予想を下回り、米景気減速観測が強まれば、ドル売り材料になるだけに注意が必要だろう。

◆国内外、今週発表予定の経済指標は?

   経済指標は、国内では31日に12月完全失業率、12月有効求人倍率、12月鉱工業生産、2月1日に1月新車販売台数などの発表が予定されている。

   海外では31日に中国の1月製造業PMI、米国のFOMC(2月1日まで)、IMF(国際通貨基金)世界経済見通し、2月1日に米国の1月ADP雇用統計、米国の1月ISM製造業景気指数、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長会見、3日に米国の1月雇用統計、米国の1月ISM非製造業景気指数などの発表が予定されている。

(鷲尾香一)

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