勉強にきれいなノートは必要ない
「究極のノート術」として紹介しているのが、「バレットジャーナル」(ライダー・キャロル著)だ。「・」(バレット=中点)、「〇」「―」などの記号を使い、タスクや出来事を整理する方法だ。
安田さんも試した時期があるが、「ノートはタスクの『洗い出し』には向いていますが、タスクを管理するには向いておらず、付箋かデジタルデバイスに軍配が上がる」と考えている。ノートと付箋、スマホを組み合わせて使うのがいいそうだ。
このほか、アイデアを生み出すための「企画ノート術」、いつでもどこでも「メモノート術」、頭の中を片づけて、気持ちがすっきりする「整理ノート術」、必要な知識を頭に効果的にインプットする「勉強ノート術」、夢を目標に変えて実現する「目標達成ノート術」を紹介している。
「勉強ノート術」の結論として、「勉強にきれいなノートは必要ない」としている。覚えるべきことは参考書を使えばいいので、ノートの作成に時間をかけないことだ、とクギをさしている。