10期連続の増配で株価も絶好調
SHOEIは年間300億円もの売上をあげ、海外比率も8割とし、6期連続増収増益を達成するなど、プレミアムヘルメットという市場で業績好調を誇っています。
会社のホームページによると、プレミアムヘルメットの限界利益率は(=(売上高-変動費)/売上高)は約50%と高いのが特徴。デフレマインドに染まった国内メーカーとは異なる高付加価値製品によって、海外市場で支持を得ています。
SHOEIの株価は2012年までは200円台と停滞していましたが、2013年から右肩上がりに上昇し続け、2019年12月には2710円の高値をつけました。
2020年3月のコロナショックでは一時1000台に落ち込んだものの、2022年8月には5990円と最高値を更新。現在は5000円台前後を推移しています。
この背景には10期連続の増配があり、年間配当額は2012年9月期の1円から、2022年9月期の112円まで100倍を超えています。(こたつ経営研究所)