プラスチックが混入した食品廃棄物を受け入れ、リサイクル率も向上
東北バイオフードリサイクルによる食品リサイクル・バイオガス発電の特徴は、弁当がら等のプラスチック容器や割りばし、爪楊枝等が混入している食品廃棄物も受け入れが可能なことです。
従来は、プラスチック容器等の異物が混入した食品廃棄物は肥料や飼料としての利用が難しいため、焼却処分をされていました。
しかし、同社の食品リサイクル・バイオガス発電プラントでは、受け入れた食品廃棄物等は粉砕して、有機物と、それ以外の容器や包装紙等に分別。その有機物は、メタン発酵することによってバイオガスを発生させ、ガスエンジンで発電しています。
このように、再生可能エネルギーの発電に加えて、これまでは焼却処分されていた異物が混入した食品廃棄物をメタン発酵処理することで、リサイクル率の向上にも寄与しています。
東北バイオフードリサイクルの食品リサイクル・バイオガス発電プラントは、2022年2月より段階的に稼働し、5月からは本格的な稼働を開始しています。また、9月には発酵残渣の肥料登録を行い、肥料としての有効活用への取り組みも始めました。
なお、この取り組みは、(1)食品リサイクルをはじめ廃棄物処理のノウハウを持ち、これまでも仙台市内でプラスチックリサイクル事業等を行ってきたJFEグループのJ&T環境。(2)鉄道事業のほか、駅ビル・エキナカ・ホテル等を、幅広く事業を展開するJR東日本グループ。(3)バイオマス発電に関する知見を有し、ガス・電気の安定供給とエネルギーサービス事業を展開する東京ガス。これら3社による専門領域のノウハウを結集した共同事業になります。
東北バイオフードリサイクルの事業内容