就活準備中!2024年卒大学生の就職人気企業はどこ?...文系は「総合商社」、理系は「IT・ソフトウェア」目立つ

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

DX加速で活躍する企業に注目集まる

   つづいて、「理系総合」のトップ5は、1位:NTTデータ(1048ポイント)、2位:ソニーグループ(827ポイント)、3位:野村総合研究所(NRI)(656ポイント)、4位:トヨタ自動車(574ポイント)、5位:富士フイルム(473ポイント)といった顔ぶれだ。【表2】

   調査元の産経新聞社/ワークス・ジャパンは「多様なインターンシップの開催とDX(デジタルトランスフォーメーション)加速で活躍する企業に軍配が上がった」と指摘する。

【表2】2024年卒大学生就職人気企業ランキング:理系総合トップ20(産経新聞社/ワークス・ジャパン)
【表2】2024年卒大学生就職人気企業ランキング:理系総合トップ20(産経新聞社/ワークス・ジャパン)

   理系人気ナンバー1のNTTデータのインターンシップは、チームでのアイデアソンと、現場のプロジェクトへの配属という2軸での開催。ITの最前線を体感できるのがポイントとなっている。

   2位:ソニーグループと6位:富士通は、バラエティに富むインターンシップだという。ソニーグループは、長期有給インターンシップや約2週間の職場密着、1dayの見学会などが特徴。富士通は、分野やテーマ別の体験プログラムを開催する。こうした学生の興味にマッチする施策が支持につながったようだ。

   5位:富士フイルム、9位:日立製作所、10位:村田製作所などは、加速するDX分野で活躍を見せる企業だ。また、こうした企業をサポートするコンサルも人気で、3位:野村総合研究所(NRI)、8位:アクセンチュアがランクインした。メーカーの人気も根強く、4位:トヨタ自動車、7位:パナソニックが入った。

   今回の調査結果に対して、調査元の産経新聞社/ワークス・ジャパンは、

「人気を集めたのは、大手企業を中心とした堅実な企業だった。文系では、『総合商社』をはじめ、『生命・損害保険』、『銀行・証券』。理系総合、また理系専攻別においても『IT・ソフトウェア』、『メーカー』などが多くの学生から支持を集めた。それは、早期化する就職活動やコロナ禍という不安に寄り添い、企業独自の取り組みが際立った結果ともいえる」

と総括している。

   なお、ワークス・ジャパンが運営する、本選考・インターンシップ選考の就活対策サイト「キャンパスキャリア」では、今回の就職人気企業ランキング結果の1位~100位を紹介。また、「文系総合」「理系総合」にくわえて、「理系専攻別」「大学別」「業界別」の計5カテゴリーのランキングを掲載している。

姉妹サイト