15府県で、倒産増える
都道府県別では、15の府県で倒産件数が増加した一方、27の府県で減少した。北海道や東京都、青森県などの5都道県で横バイだった。【図2参照】
倒産件数が前年から大きく増えた府県は、宮城県が3件から14件(366.6%増)に、新潟県が7件から13件(85.7%増)に、京都府が25件から32件(28.0%増)に増えた。
一方、大きく減った府県は、次の通り。目立ったのは、兵庫県が53件から26件(50.9%減)に、大阪府が105件から61件(41.9%減)だ。
続いて、茨城県が16件から10件(37.5%減)、広島県が16件から10件(37.5%減)、静岡県17件から11件(35.2%減)、神奈川県26件から18件(30.7%減)に減った。そのほか、福岡県が28件から21件(25.0%減)、埼玉県17件から13件(23.5%減)、愛知県40件から31件(22.5%減)、栃木県14件から11件(21.4%減)となった。
なお調査は、飲食業を「食堂・レストラン」「専門料理店」「そば・うどん店」「すし店」「酒場・ビヤホール」「バー、キャバレー、ナイトクラブ」「喫茶店」「その他の飲食店」「持ち帰り飲食サービス業」「宅配飲食サービス業」)の2022年(暦年)の倒産を集計、分析した。