「キャリアの高速道路」と呼ばれるコンサルティング業界に入るには?

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自由度の高い働き方、高い報酬が魅力

   コンサルタントの仕事の魅力として、最先端の経営課題の解決に携われること、クライアントから直接感謝されること、自由度の高い働き方ができること、高水準の報酬と充実したトレーニング機会を得られることを挙げている。

   たとえば、外資系戦略ファームのマネジャークラス(新卒であれば30歳前後)で2000万円前後の報酬を得ているという。

   コンサルティングファームには4つの階層がある。

   新卒・第二新卒で入社した場合、アナリストからスタートする。先輩のコンサルタントについてクライアントへのインタビュー、チームでのディスカッションへの参加、各種情報収集と分析、資料の作成、プレゼンテーションを行う。3~4年でコンサルタントに昇格するのが一般的だそうだ。

   プロジェクトで実際の作業のほとんどを担当する実働部隊が、コンサルタントだ。

   コンサルタントとして数々のテーマをこなし、顧客との折衝能力、アナリストへの指示の仕方などが一定レベルに達したと判断されればマネジャーに昇格するが、全員が昇格できるわけではないという。

   プロジェクト進行の責任者が、マネジャーである。クォリティ、スケジュール、予算の管理、クライアントとの折衝を行う。責任は重く、仕事もハードだが、達成感も大きい。

   最上位に位置するのがパートナーだ。ファーム全体の経営を視野に入れた仕事が求められる。クライアントから仕事を受注し、会社を経営していくための営業活動が大きな仕事になる。

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