Z世代若者が読む小説ランキング!...大学生の心理戦「就活ミステリー」、作家兼YouTuberの動画と連動「ホラー小説」、ボカロ作曲家の「音楽コラボミステリー」

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就活最終選考に残った心理バトル『六人の嘘つきな大学生』

『六人の嘘つきな大学生』(hontoのプレスリリースより)
『六人の嘘つきな大学生』(hontoのプレスリリースより)
『親愛なるあなたへ』(hontoのプレスリリースより)
『親愛なるあなたへ』(hontoのプレスリリースより)

   6位は『六人の嘘つきな大学生』。ミステリー界で今注目の作家、浅倉秋成さんによる「就活ミステリー」だ。話題のIT企業の最終選考に残った6人の就活生が、「1人の内定者を6人で決める」という最終課題をめぐって心理戦を繰り広げる。そのリアルさが就活世代の人気を呼んだ。

   9位の『親愛なるあなたへ』は、ボーカロイド(ヤマハが開発した歌声合成技術)を使ってアーティスト活動を行っているボカロP・カンザキイオリさんの「音楽×小説」だ。小説家とミュージシャンを目指す男女を中心にした青春ミステリー。

   70万回以上再生された自身によるボカロ曲「爆弾」がベースとなり、小説発売にあわせてテーマソング「偶像」を発表。音楽と小説がコラボした物語体験ができる。「1回目は曲を聴き、2回目は本と歩み、3回目再び曲を聴くと、鳥肌が鮫肌になるほど考え方が変わってくると思います」と感想を寄せる人もいた。

   こうしたZ世代の「新感覚小説」、ぜひ上の世代のあなたも味わってはいかが?(福田和郎)

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