賃上げの機運高まる...でも、誰もが平等に上がるわけではないかも? いまこそ大事なのは、自分をプレゼンする力(高城幸司)

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プレゼンで「仕掛ける」ためのテクニックとは?

   ただ、これからの時代は少々変わっていきそうです。

   1on1の面談などすべての社員が自分の主張をプレゼンテーションする機会に恵まれ、自分のキャリアや報酬にも大きな影響をもたらす時代になりました。

   同じ内容を伝える場合でも、伝える方法によって相手への伝わり方は大きく変わることを念頭に置き、意識的に明瞭で相手を納得させることのできるプレゼンテーションを心がけるようにしましょう。

   最後に、稼げる人になるためのプレゼンテーションのポイントをひとつ、紹介しておきます。

   それは、「掴み」です。

   お互いにそれなりに知っている関係ですと、緊張感も下がり、ダラダラと話してしまいがち。でも、そこは興味・関心を高めるための掴みを仕掛けてみてください。

   たとえば、「昨年に比べて120%アップしました」と数字的なインパクトや「マネージャーに何を伝えようか、1週間考えました」と自分の秘密や正直な感想を打ち明けてみてはどうでしょうか? ぜひ試してみましょう。(高城幸司)

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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