久々にゆっくり自分の時間が持てる年末年始...どう過ごす?【上司力を鍛えるケーススタディ CASE19(前編)】(前川孝雄)

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1年の計を考える年末年始! キャリアアップに効く本の読み方・使い方

   1年の仕事を終えた後の、年末年始の久々の連休。忙しかっただけに、ゆっくりとリフレッシュしたいものですね。CASEでは、上司が部下に慰労の言葉をかけながら、年末年始の過ごし方に思いを馳せましたが、部下の意外なプランに少々戸惑ったようです。

   そこで、上司の皆さんにとっての有効な過ごし方のアイデアをお届けします。ぜひ参考にしてみてください。

   年末年始は、去る年を振り返り、新たな1年の計を立てる時期。忙しい日頃なかなか取り組めない、今後のキャリアやライフワーク探求のための「学び」の時間もじっくり持ちたいものです。そこで、まずお奨めするのはインプット学習の王道である読書。キャリアアップに効く、本の読み方・使い方をお伝えしましょう。

◆本ほどお得な学びはない!

   多種多様に刊行されている本ですが、決して正解が書かれているわけではありません。高名な研究者や各分野第一人者の書籍であっても、あくまで著者の持論が記されているものです。とはいえ、その道の専門家が長年蓄積してきた知識や人生経験が凝縮されています。

   この貴重な情報を新書なら1000円以下、ハードカバーでも2~3000円前後で入手できるのです。3000円の本は高めと思いがちですが、一度飲みに行けば使ってしまう金額。そう考えると、本ほどお得な学びはありません。

   キャリアを考えるための参考図書の探し方には、いくつか方法があります。たとえば、コンサルタントの仕事に興味があるなら、まずはコンサルティングに関する入門的な本を読めば、アウトラインやポイントがつかめます。

   入門書を手っ取り早く探すには、Amazonなどで、「職種名(またはジャンル名)入門(または実務)」と入力し、キーワード検索をしてみることです。数が多く選択に迷う場合は、ランキングやレビュー数や支持コメントなどを参考に、定番と思われる本を探しましょう。 また、共感する著者の本ばかりでは、視点が偏りがちになります。あえて異なる主張の本も読み、同じ分野の多様な考え方や意見を知ることも大切です。

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