「読んでためになるビジネス書」独自ランキング2022!埋もれた良書に注目を【尾藤克之のオススメ】

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

【おまけ】LINEの既読、返信が遅くてイライラしてしまったら?

   編集部によると、関連記事や検索流入などで、過去の記事のなかでも人気を集めたものがあったようです。せっかくなので、「番外編」として、そちらも紹介しましょう。

2020年の記事 「なぜ、一流の人はご先祖さまを大切にするのか?」(一条真也著)すばる舎
   この記事は、お盆の時期に掲載したものです。先祖供養には、亡くなった先祖たちが安らかに眠れるようにお参りすることですが、タイミングも相まって広く読まれたのでしょう。

▼こんな記事でした(一部)
先祖を敬うことの意味とは? 「一流」と言われる人の共通点

世の中で「一流」と言われる人にはある共通点があります。それは、ご先祖さまを大切にすること。たとえば、成功している企業経営者には、会社の中に神社や仏壇をつくって、社員にもそれをしっかりお奉りするよう指導している人がいるものです。

2021年の記事 「労務管理の基本的なところ全部教えちゃいます」(漆原香奈恵著、佐藤麻衣子著)ソシム
   人事労務系の記事は、安定して読まれているようです。本書は、「人事総務部・労務管理部」向けの書籍ですが、平易であることから、労働者でも十分理解でき、照会したい内容だったことから取り上げました。

▼こんな記事でした(一部)
労働者は「労働法や雇用」の情報を収集してアップデートしよう!

   「働き方改革でいったい何が変わったの? 会社で対応が必要なことは?」「未払い残業ってことばを目にしたけど、会社でも発生していないか心配?」。このような不安や疑問を解決する労務管理本として紹介しました。

2021年の記事 「『悩みすぎる』人のトリセツ あなたとまわりの不安を一瞬で0にする」(大嶋信頼著)秀和システム
   返信や既読が気になるという人への対応は、「あーあ、相手の気持ちを想像すればするけど不安になるんだな」と、放置しておくのがいちばん効果的。意外と共感されたのか、そんな論調が広く受け入れられたようです。

▼こんな記事でした(一部)
LINEの既読や返信が遅くてイライラ...... そんな人との接し方は?

世の中には「今後の将来が不安」「失敗するのが怖い」など、不安や心配を過剰に思い悩む人がいます。そんな悩みすぎる人から相談を受けた時、取り扱い方を知らないと相手からの不安が伝染します。本書では、臨床件数9万件の大人気カウンセラーが、繊細・イライラ・気にしいな「悩みすぎる人」との上手なつき合い方をわかりやすく解説します。

   気が付くと、本コーナーも来年で4年目に突入します。気力が続く限りは、今後も継続させようと思っています。また、最近は、コーナーを楽しみにしている、という連絡もいただきます。ありがとうございます。

   なお、私が書いているのは正確に記載すると、書評ではありません。書籍の内容を元に著者や編集者に対してヒアリングなどを行い、一部を引用しながらまとめる方式をとっています。イメージはルポルタージュが近いのですが、最近はルポルタージュという言葉を使用しないので、「ブックルポ(BookRepo)」と勝手に命名して取り組んでいます。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
姉妹サイト