「何かいいことがないかな」が口ぐせになってしまったら...期待するよりも、「行動」が大事【ひろ子ママの教訓 その136】

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   きょうは30代のIさんがいらっしゃっています。

「2022年はあっという間に過ぎていきました。2023年ももうすぐですね。仕事に追われて心の余裕がなく、忙しかった割には自分の成長を実感できなかった一年でした。まわりの人がうまくいっている姿を横目に、『何かいいことないかな』『どこかいい取引先できないかな』が気づけば口ぐせになっていました。これって、あまりいいことではないですよね。来年に向けて改善したいなと思っています」
  • 小さな変化を起こしていきましょう、というお話!
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「なんかいいことがないかな」と思う時の心理とは?

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   「何かいいことがないかな」と思ってしまうのは、気持ちが後ろ向き、まわりの人を見て羨ましく感じる、自らは動かず受け身の状態で「人から与えてもらいたい」といった心理状態にあるからです。その他にも、変化がない毎日に、退屈さを感じている状態も当てはまります。

   私も「なんかいいことがないかな」「他にいい仕事ないかな」「日常が楽しくないな」と、会社と自宅の往復しながら思っていた時期があります。

   たしかに、Iさんと同じように、口ぐせになっていましたね。そして、特に何も変化がなく、とりわけいいこともなく...その時期は過ぎ去りました。しかも、あまりその時期の記憶がなく、変化のない毎日を送っていたんだと思います。

   Iさんも以下に当てはまるものはありませんか。

・変化のない毎日に飽きている
・慢性的に疲れている
・日常生活に楽しみがない
・人の目が気になってしまう

「全部当てはまっている気がしますね」(Iさん)

「いいことを期待する」のではなく、自ら希望する

   だからこそ、いいことを待っているのではなく、自ら動いて「いいこと」をつかむ行動が大切です。ぜひすぐに実践しやすい行動を紹介します。

・いつもと違う行動をしてみる

   会社と自宅とを往復する日々を送っている場合、いつもと違った道を通ってみましょう。景色が違うだけで、新しい発見があるはずです。大きな変化を起こさなくても、読んだことのないジャンルの本を読んでみる、美容院でいつもと違うジャンルの雑誌を読んでみる、などちょっとした普段の行動を変えてみましょう。

・「思い立ったが吉日」

   「これ、やってみたいな」「あそこに行ってみたいな」と「何かをしたい」と思ったら即行動がおすすめです。行動しないと、そのうち思っていたことも忘れてしまいますし、「あの時やっておけばよかった」と後悔にもつながります。

   もちろん「何かいい仕事ないかな」と思っているだけでは、仕事はやってきません。転職サイトに登録、検索することで興味のある仕事を発見したり、面接を受けてみることで受かったりと、いろんな変化が起こるはずです。

   「あの人、面白い会社に転職していいな」と思う「あの人」も勝手にいい仕事が舞い込んでいるわけではなく、転職活動やたくさんの人に会うなどたくさん行動しているはずです。

「ありがとう」と言われたら相手も嬉しい

ガッツポーズ

・「ありがとう」と言ってみる

   席を譲ってもらったとき、「ありがとう」「すみません」どちらを使いますか。言われた時は、どちらが嬉しいですか。

「よく使うのはすみませんで、嬉しいのはありがとうですね」(Iさん)

   Iさんも「ありがとう」と言われたら嬉しいように、相手も「すみません」よりも「ありがとう」と言われた方が嬉しいはずです。感謝の言葉を伝えるだけで、人間関係もよくなりますし、前向きな気持ちにもなるでしょう。

   このように、「いいことがやってくる」のを他人まかせにするのではなく、自分で行動することが大事です。小さな変化を起こしながら、変化がある毎日に変えるのは自分次第です。2023年はもうすぐ。Iさん、2022年のうちからぜひ変化していきましょう。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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