会社としての目標を示しても受け入れない部下...どう対処する?【上司力を鍛えるケーススタディ CASE18(後編)】(前川孝雄)

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   「前川孝雄の『上司力(R)』トレーニング~ケーススタディで考える現場マネジメントのコツ」では、現場で起こるさまざまなケースを取り上げながら、「上司力を鍛える」テクニック、スキルについて解説していきます。

   今回の「CASE18」では、会社としての目標を示しても受け入れない部下のケースを取り上げます。

  • 会社としての目標を成し遂げるために、上司がすべきことは?
    会社としての目標を成し遂げるために、上司がすべきことは?
  • 会社としての目標を成し遂げるために、上司がすべきことは?

上司にとって重要な「会社とのコミュニケーション」

   <会社としての目標を示しても受け入れない部下...どう対処する?【上司力を鍛えるケーススタディ CASE18(前編)】(前川孝雄)>の続きです。

   上司は、組織の横や下だけでなく、会社の上層部と適切にコミュニケーションを取ることも重要な役割の一つです。言ってみれば、上司は車のシャフトやギアのようなもの。エンジンとタイヤだけでは、車は動きません。上司が間に立って、その役割を果たすことで、はじめて会社という車が走行できるのです。

   このようなたとえ話をすると、「結局、上司はしがない中間管理職ということか」と思うかもしれません。しかし、あなたは単なる「つなぎ役」ではありません。会社が期待していることは、あなた自身が、自分の意志を持って、会社を動かす要の役割を果たすことなのです。

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