パソコン&スマホ世界生産額、JEITAが2年連続マイナス予測...パソコン4%減、スマホ2%減見込み【馬医金満のマネー通信】

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   みなさん、こんにちは。馬医金満です。

   今回は、直近のパソコンやスマートフォンの生産額について、直近のデータをまとめようと思います。

電子情報産業の世界生産見通しは増加の予測

   電子情報技術産業協会(JEITA)がまとめたデータによると、パソコンやスマートフォンの世界全体の生産額が、来年(2023年)は2年連続のマイナスとなる予測となるとのことです。

   このうちパソコンは、今年(2022年)の世界の生産額の見込みが2303億ドルで、前の年に比べ2%減少しています。そして、来年の予測では4%の減少が見込まれる、と予測しています。

   また、携帯電話を含むスマートフォンに関しては今年(2022年)の生産額が3348億ドルと、前の年よりも6%減少する見込みです。来年の予測では2%の減少になる、としています。

   パソコンやスマートフォンの世界需要は、新型コロナで普及が進んだリモートワーク向けの需要の拡大の反動や、中国などの景気の減速などの影響で来年も減少傾向が続くことが大きな原因だと分析されています。

   関連する半導体メーカーの間では生産計画を縮小する動きがすでに出ていて、どこまで影響が広がるかが、株価も含め注目が必要でしょう。

   一方で、電子情報産業の世界生産見通しは、増加することが予測されています。そのため、特に今後は、ソリューションビジネスが、産業の成長を牽引するかたちになるのではないかと考えられます。

   ではまた!(馬医金満)

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