安全運転支援システムさらに「進化」...ホンダ、「ホンダセンシング360」に次世代技術投入 スバル、「3眼アイサイト」を国内初搭載へ&開発強化

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ホンダの自動運転技術...高速道路の渋滞時、時速50キロまでの走行を可能に

   これらの技術は、ホンダが世界で初めて発売した「レベル3」の自動運転の技術が生きているという。

   これまでにホンダでは、高速道路の渋滞時にドライバーがステアリングホイールから手を離し、携帯電話などの操作ができる「レベル3」の自動運転を実用化。高級セダン「レジェンド」に搭載して2021年3月に発売した。

   自動運転は国際的に5段階に分かれている。レベル3は高速道路の渋滞時など「特定条件下の自動運転」を認められたクルマだ。

   ホンダのレベル3のクルマは、渋滞時の高速道路などで時速30キロ未満になると、システムが作動し、50キロまで自動運転となる。そして、渋滞が解消し、時速50キロを超えると表示灯が点灯するなどして、ドライバーに「運転交代」を知らせる。

   ホンダはこの自動運転システムにAI技術を組み合わせ、「複雑なシーンの認識や一般道のような複雑な環境への対応を可能にする」という。

   この結果、ホンダは「2030年に全世界でホンダの二輪・四輪車が関与する交通事故死者半減を目指す」と表明している。

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