社会的に労災事故への意識が高まっている
その一方、「あなたの会社では、一人親方に仕事を発注する際、労災保険に特別加入しているかを確認していますか」との問いには、62.4%の人が「必ず確認する」と答えた。
もっとも、「たまに確認する」が10.6%。「あまり確認しない」は13.5%、「まったく確認しない」は2.9%、「わからない・答えられない」は10.6%だった。
ただ、5年前と比べると、8割超(「非常に高まっている」46.1%と「やや高まっている」35.6%の合計)が、労災事故への危機意識の高まりを実感しているようだ。
危機意識の高まりを実感している人(85人)に、その理由を聞く(複数回答)と、「近年、労災事故の発生件数が多くなっているから」と「熱中症のリスクが高まっているから」が、いずれも55.3%で最多だった。「社会的に労災事故に対する意識が高まっているから」が50.6%、「作業中の災害発生が心配だから」が47.1%で続いた。
なお、一人親方の労災保険加入に関する施工管理担当者の意識調査は、2022年11月24日?25日にインターネットで実施。有効回答は、施工管理担当者104人。