ランク外には意外なあの人の名が!
トップ10からは漏れたものの、「誰もが聞いたことのある、知っている名前が多く並んでいました」と、JMAは言う。
なかでも印象的だったのが、江戸幕府を開いた歴史上の人物「徳川家康」だ。「戦国時代を勝ち抜き、泰平の社会をつくり出した功績が、ある意味で経営にもつながるものと評価されたようです」(JMA)。
こうした結果から、JMAは
「本質を見抜き、変化に柔軟に適応し、イノベーションを生み出す経営者。情熱をもって、ビジョンを掲げ、その実行に向けて腹を括って取り組むことができる経営者が挙がっています。今回、ご回答いただいた役員・経営幹部のみなさんは、VUCAともいわれる時代にあって、新たな成長をつくり出す経営者になりたいと考えているように思います」
と話した。
なお、この調査はJMAのトップマネジメント研修の受講者を対象に、2022年7月14日~10月26日に実施した「これからの経営者に求められる資質」などを聞いた「トップマネジメント意識調査 2022」の中の質問項目の一つ。有効回答者数は278人。