米国の景気減速懸念が強まり、米国株&日経平均株価の下げ材料だが...今週の展望は?(12月19日~12月23日)【株と為替 今週のねらい目】

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東京外国為替市場 ドルが底堅い動きか

東京外国為替市場見通し(12月19日~23日)
ドル・円予想レンジ:1ドル=135円00銭~139円00銭

2022年12月2日(金)終値 1ドル=136円69銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルが底堅い動きか。

   前週のドル円相場は、ドルはもみあいだった。14日のFOMCで政策金利中央値が5.1%と引き上げられたことで、ドルは一時1ドル=138円台前半まで買われた。もっとも、米国の経済指標が市場予想を下回ったことで、景気減速懸念が強まり、ドルは1ドル=136円前半まで下落した。

   今週のドル円相場は、ドルが底堅い動きとなりそうだ。

   米国の景気減速懸念が強まっていることで、ドルの上値は重くなっているものの、米国の金融引き締めの長期化がドルの下値を支えており、ドルが大きく下げる地合いにはない。ただ、米国の経済指標の結果次第では、相場が大きく振れる可能性もあるため、注意が必要だろう。

◆国内外、今週発表予定の経済指標は?

   経済指標は、国内では19日に日銀金融政策決定会合(20日まで)、20日に黒田日銀総裁会見、22日に10月景気動向指数、23日に日銀金融政策決定会合議事要旨(10月27、28日開催分)、11月全国消費者物価指数などの発表が予定されている。

   海外では20日に米国の11月住宅着工件数、21日に米国の11月中古住宅販売、米国の7-9月経常収支、22日に米国の7-9月期GDP(国内総生産)、米国の11月景気先行指数、23日に日銀金融政策決定会合議事要旨(10/27~28開催分)、11月全国消費者物価指数、米国の11月耐久財受注、米国の11月個人消費支出、米国の11月個人所得、米国の11月新築住宅販売などの発表が予定されている。

(鷲尾香一)

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