米国の景気減速懸念が強まり、米国株&日経平均株価の下げ材料だが...今週の展望は?(12月19日~12月23日)【株と為替 今週のねらい目】

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   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

東京株式市場 軟調な展開か

東京株式市場見通し(12月19日~23日)
日経平均株価予想レンジ:2万7000円~2万7800円

2022年12月16日(金)終値 2万7527円12銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、軟調な展開か。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、反落した。14日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では予想通りに0.5%の利上げと利上げ幅が縮小されたものの、2023年末の政策金利中央値が5.1%と引き上げられた。それにより、利上げ期間の短縮観測が後退、米国株が大きく下げたことで、日経平均も下落した。

   今週の日経平均株価は、引き続き、軟調な展開となりそうだ。

   米金融引き締めの長期化に加え、米国の景気減速懸念の強まりで、米国株の軟調な展開が予想される。これまで、米経済指標の悪化は、利上げペースの減速につながるとの見方がされていた。だが、現状では景気悪化懸念の高まりに拍車をかけており、米国株の下げ材料となっている。

   米国株の下落が日経平均株価の下げ材料となっているだけに、米国の経済指標の結果には注意が必要だ。

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