「重要なこと」と「重要じゃないこと」は何か?
この教え、私たちの生活には、こんなふうに応用できるかもしれません。
【情報】
自分が珍しい情報の「タグ」を決めておく。そのタグをメモ帳に貼りつけておく。タグ以外の情報が飛び込んできたら、無視をする。または、はじめから視界に入らないように、ミュートする。タグの情報だけを集中的に発信する。
【タスク】
朝、パソコンを開いたら、「今日、対応するタスク」を選ぶ。新しいタスクがきたら、「これは必要なのか?」と自問する。タスクに関係するものだけをデスクに残す。ちなみに、「重要なこと」と「重要じゃないこと」は、お互いに補完し合っているため、どちらか一方を決めればいい。
「重要なこと」を明らかにすれば、それ以外のことは「重要じゃないこと」として、頭から追い払える。「重要じゃないこと」を明らかにすれば、空いた思考のスペースに「重要なこと」が思い浮かぶようになるというわけです。
現状を変えるべく、本書の著者で、ビジネスコーチの池田貴将氏は世界のビジネス一等地、ニューヨークで読まれている本を「原書」で読み漁り、そこから見えてきた「日本人にはなかった知恵やメソッド」を噛み砕き、講義形式で伝えることにしました。
私たちの心を奮い立たせてくれる、熱い講義をお楽しみください。(尾藤克之)