クリスマス商戦当て込んで...子どもたちに「夢」もたらす、あの銘柄を買った!【企業分析バトル 北海道大学 FiNaancier】

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バンダイナムコを選んだ理由は?

   クリスマス商戦に乗って株を選びましたので、クリスマス特需の恩恵に預かる類似企業との比較を見ていきます。バンダイナムコのROE(自己資本利益率)は14.7%となっています。

   これは、ライバル社のタカラトミー10.1%と比べて十分高いため、割安であると思われます。また、自己資本比率も69.5%ありました。これも、タカラトミーの51.9%と比べ、十分高いと考えられ、安定した企業であるということも読み取れます。

   配当利は0.6%と低めですが、僕たちはキャピタルゲイン、つまり売買差益をねらっているため、無視できます。

   決算書を分析すると、損益決算書から親会社株主に帰属する当期純利益が3年連続で大きくなっており、売上も前期比の106%となっており、順当に成長していることがわかります。

   また、キャッシュフロー計算書からは営業キャッシュフローがプラス、投資キャッシュフローがマイナス、財務キャッシュフローもマイナスであることから、この企業は成熟した企業であることがわかり、それだけ安定した企業であるということが読み取れました。

   以上の判断より、11月25日の午後一の始直で、9019円で200株購入しました。

バンダイナムコホールディングス(7832)
年初来最高値 10930円 8月17日
年初来最安値 8400円 5月6日
購入時の株価 9019円 11月25日
購入した株数 200株

中島 脩(なかじま・おさむ)
中島 脩(なかじま・おさむ)
北海道大学総合教育部総合文系1年
もともと大学生で起業をしようと志していたものの、企業や経済を理解していなければそもそも起業どころではないと気付き、金融研究会に入会。株式投資は未経験。これを機に触れてみたいと思っています。趣味はデパ地下めぐり、西洋芸術鑑賞。好きなものは肉。まだ初心者ですが、精一杯頑張ります!
あきぞーんこーのー
あきぞーんこーのー
北海道大学総合教育部1年
株式投資をするためには自分が投資する企業を知る必要があるが、機会がなければ分析方法を勉強することはなく......。そんな時に、このような機会に出会えていただき、諸手を挙げて賛歌/参加させていただきました。出場するからには、全力で頑張りたいと思います。
企業分析バトル(株式投資)大学対抗戦 競技ルール
・月200万円の投資金額を上限に、銘柄(企業)を選び分析するバーチャル投資とする。
・投資対象は、国内上場企業の現物取引。
・株式の売買価格は任意の時間の価格とする。
・競技期間は6か月。順位は、投資した銘柄(企業)の運用・売買で得た6か月の合計の利益額で決める。

学生投資連合USIC 「学生の金融リテラシー向上」を理念に全国26大学1000人以上で構成。企業団体・官公庁との勉強会の開催、IRコンテストの運営、金融情報誌「SPOCK」を発行する。
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