「早期優遇退職制度」「リスキリング導入」...私たちにとってプラスに生かすためには、どうしたら?【ひろ子ママの教訓 その134】

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あまりプラスに働かない人の「捉え方」とは

   私たちも早期退職制度で会社を辞めるか、リスキリングで会社に残るかの選択肢を与えられたら、どちらも辛いと感じる人もいるかもしれませんよね。

   一方、リストラのための策だったとしても、捉え方を変えてプラスに変換している人もいると思います。40代、50代からだとしても、あと少なくとも25年は働かないといけないので、退職金の上乗せやリスキリングの支援があることをチャンスだと捉えているのです。

   DX推進やデジタル競争力の強化に向けて、企業自体も力を入れています。従業員の中には、時代の変化を読みながら、必要なスキルを高める学習を個人で行なっている人もいれば、そうでない人もいるでしょう。

   自分でデジタルスキルを高めてこなかった人にとっては、リスキリング支援があることはプラスな状態ではないでしょうか。会社のお金で研修が受けられてスキルを高められてしまうって、ありがたくないですか?

   しかしながら、人によっては「忙しいのに時間を使って、よく分からない難しい研修を受けさせられる。今からデジタルなんて頭に入らない」「早期退職制度を使って、少しでも退職金を上乗せしてもらって、転職した方がマシだったんじゃないか」と考える人もいるかもしれないですよね。

   残念ながら、こんな考えでリスキリング研修を受けても、あまりプラスに働かないですし、身につかないでしょう。

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
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