最愛の妻子、高収入、大手企業...ないものより、あるものに目を向けよう
――たしかに、子どもたちへの影響が心配ですね。
川上敬太郎さん「投稿者さんは投稿者さんらしく自らの道を進まれているようにお見受けします。そのことへの賛否はあったとしても、夫婦が互いに軽んじるような気持ちを持つと、お子さんたちも同様の感情をご両親に抱いてしまうかもしれません。お子さんたちには、ご夫婦が互いに尊重し合う姿をぜひ、見せてあげていただきたいと願います。
投稿者さんご自身は、奥様から認めてもらえないことを真剣に悩まれていると思います。ただ、(大変失礼ながら)一歩引いた立場から拝見すると、それだけ奥様を愛されている証拠にも思え、微笑ましくも見えてしまいます。妻から認めてもらうことを夫が目標にしているご夫婦の関係、素敵です。
投稿者さんは、すでに人が羨むようなたくさんのものをお持ちだと思います。学歴しかり、大手企業の職場しかり、高収入しかり。そして何より、最愛の妻とお子さんたちがいます。 たった1つの『ないもの』にとらわれるより、たくさん『あるもの』に囲まれているほうに軸足を置かれると、妻から認めてもらうという目標は辛い状況から脱却するためではなく、いま以上のさらなる幸せに到達するために残された最終目標となるのだと思います」
(福田和郎)