応援エールも...「『豊かで良い番組』のためNHKは頑張っている」
このように紛糾する「受信料問題」について、こんな提案をする人も。
「受信料に関しては、テレビ購入時に登録を義務付けてほしいですね。そうすれば、よけいな契約コストもかからないから受信料の値下げが可能。テレビが売れなくなってチューナーレス開発や、民放のネット配信が促進される可能性もあり、消費者にはメリットしかない」
一方、NHKに応援エールを送る人も少なからずいる。
「ニュースも、高校野球も、オリンピックも、朝ドラも、災害情報も見ないですか? 30年以上前に加入して、払い続けています。払っていない人は視聴できなくなればいいのです」
「自分は、テレビはNHKしか見ないし、当然払っているが、未納の人たちが払ってくれれば、もっと質が上がるのかなと思っている」
「どんなに騒いだところで、NHK本体には150件の意見しか来ていないそうです。4000万件(編集部注:NHKが今年10月に発表した9月末時点での契約総数は4135万件)のうちの150件の意見。皆さんのよく言うマイノリティーの意見。そりゃあ、スクランブル化なんて通らないでしょう。住所と名前を書いて堂々と意見してみたらいかがですか?」
「(NHKが言う)『豊かで、かつ良い番組』。これは決して妄想ではないよ。普段から見てもらわなきゃ、緊急時だって見てもらえるワケがない。いや、その前に放送ができない。普段から見てもらえる番組を作って流すから、出演者も制作者も集まる。(中略)NHKに限らず、維持するためには金も要るが、仕事とやりがいが何よりも要るのだよ」
(福田和郎)