欲しいXmasプレゼントは2年連続「ゲームソフト」 「ゲーム機」は後退
調査で、子供が欲しいクリスマスプレゼントを聞いたところ、1位は前年に引き続き「ゲームソフト」(20.2%)だった。2位が「車玩具」の7.7%、3位「ぬいぐるみ」(6.5%)、4位「キャラクターのなりきり・変身玩具」(5.0%)、5位に「ブロック・積木・パズル」(4.3%)と続いた。昨年2位のゲーム機(本体)は7位に大きく後退。バンダイは、1万円以上の予算を組む親が減ったことなどが影響を与えている可能性があるとみている。
一方、親が贈りたい「希望」のクリスマスプレゼントの1位は「知育系アイテム」(13.9%)だった。年齢に合わせたアイテムを選ぶ傾向がみられ、3~5歳は「ブロック・積み木・パズル」、6~8歳は「サイエンス玩具」や「プログラミング玩具」、9~12歳は「本」となった。
6~8歳の「プログラミング玩具」を選ぶ親の背景では、2020年度から小学校でのプログラミング授業の必修化が影響していることが考えられるという。
それと、親がクリスマスプレゼントを選ぶ際のルールやポイント(複数回答)をみると、1位は41.5%で「子供の好きや希望を重視する」だった。バンダイは、
「親は『サイエンス玩具』や『プログラミング玩具』、『本』などの知育系アイテムを贈りたいという希望はありますが、実際は年に一度の行事だからと子供の希望を最大限に叶える様子がうかがえました」
とコメント。「子供の喜ぶ顔をみたい」親の気持ちは変わらないようだ。
なお、調査は、11月4~6日にかけて、3歳~12歳の子どもを持つ男女(25歳~59歳)600人に聞いた。子供にプレゼントを購入する予定があり、プレゼントの選定に関与する予定がある親、また、子供と一緒に回答できる人を対象に、インターネットで実施した。