20代は、「自身」について相談することに「不安」と「抵抗感」
調査では、職場の相談窓口(産業医面談やカウンセラーへの相談など)と、職場とは関係のない相談窓口(電話相談や病院、カウンセリングオフィスなど)と、WEBやアプリケーションを用いたキャラクターやロボット(AIを用いたチャットボットなど)への相談の、それぞれに対する不安感や抵抗感についても聞いた。
その結果、若い世代になるほど、相談手法に関係なく、自身について相談することへの不安感や抵抗感が強いという傾向が見受けられた。
特に20代は、相談窓口などを利用することで、周囲に変なうわさが立てられたり、周りからメンタルヘルスの問題がある人だと思われたりすることを避けたい、といった意向が強い。身近な人にこうした相談窓口を利用したことを言いづらい、と考えていることがわかった【下図2、3参照】。