携帯電話料金いくら払ってる? 大手4社平均月額8913円、格安スマホ3889円...調査で判明 そして、「大容量」プランユーザーは、使い切れているのか?

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賢くサービスを選ぶ「格安」と「キャリアサブブランド」

賢くスマホを使うには?(写真はイメージ)
賢くスマホを使うには?(写真はイメージ)

   ところで、かねてから契約時に結ぶ料金プランの通信データ容量と、実際に使うデータ容量との間に「落差」があることが指摘されているが、そのあたりの実情はどうなのだろうか。

   調査ではまず、現在契約しているスマホの月間のデータ容量プランを聞くと、大手4社と大手3社は「大容量(31GB~無制限)」がそれぞれ28.6%、24.4%と約4人に1人いるのが特徴だ。

   一方、オンライン専用プランは「中容量(8GB~30GB)」(70.9%)が7割以上に達し、キャリアサブブランドと格安スマホは「小容量(1GB以下~7GB)」がそれぞれ61.8%、71.8%と大半を占める結果となった。大手4社と大手3社以外のユーザーで「大容量」を選ぶ人は1%~2%以下だ【図表4参照】。

(図表4)現在契約しているスマホのデータの月間容量プラン(MMD研究所調べ)
(図表4)現在契約しているスマホのデータの月間容量プラン(MMD研究所調べ)

   次に、実際に直近の1か月で利用したスマホのデータ容量を聞くと、大手4社で「大容量」を使用した人は7.5%(契約プランは28.6%)、大手3社では7.6%(同24.4%)しかいなかった【図表5参照】。

   一方、キャリアサブブランドと格安スマホユーザーの場合は、契約プランと実際に使用したデータ容量の間にあまり差が見られなかった。賢くサービスを選択したうえで使っているということだろうか。

(図表5)直近で利用しているスマホのデータの月間容量(MMD研究所調べ)
(図表5)直近で利用しているスマホのデータの月間容量(MMD研究所調べ)

   調査は2022年9月17日~9月22日、スマートフォンを利用している全国の18歳~69歳の男女3万6535人を対象にアンケートを行なった。回収されたサンプルを人口構成比に合わせるためにウエイトバック集計をした。(福田和郎)

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