忙しいなら「すき間時間」を使うしかない
「会社員でやることがたくさんあるから」「学びが必要とは言われるけど、何を学んだらいいかわからない」「今、会社で学んでいることで十分なんじゃないか」とEさんも思っているのではないでしょうか。 「言い訳のようですが、その通りです」(Eさん)
会社員として、「社内で昇進するための学び」「仕事の質を高める学び」「市場調査の時間」など、本当に忙しいと思います。「仕事の学びで忙しくて別の分野の勉強なんてできない」しかし、そこで終わってしまったらそれまでです。
会社員としてではなく、「自分の未来を作る学び」として、別物だと考えて学びの時間を作る必要があります。そこで、時間は作るしかなく、「すき間時間」を有効活用するのです。「すき間時間さえないくらい忙しい」と声も聞こえてきそうですが......。
電車移動の時間、ランチや夕飯を食べた後の時間、寝る前の時間など、スマホでネットサーフィンやゲームをしていませんか。また、コクヨが2022年1月に行ったアンケートによると、「仕事中何らかの探し物に費やしている時間」は一日平均13.5分、年間換算で54時間といった結果になっています。
さらに探しものの途中で、探し物とは別の見つけた本を読んでしまうこともありますよね。このように、実はたくさんのすき間時間があるのです。
忙しいけれど、仕事以外もサクサク進めている人はこのすき間時間うまく使っているのでしょう。すき間時間をかき集めたら、少なくとも1日15分は時間を作れそうです。すき間時間を使って、「未来の自分を作る学び」をしてみましょう。