米国のインフレ状況、利上げペースどうなる? 今週は米国経済指標の発表相次ぐ...最大注目は「11月雇用統計」(11月28日~12月2日)【株と為替 今週のねらい目】

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東京株式市場 もみあいか? 米国株は堅調な動きが見込まれ、支援材料に

東京株式市場見通し(11月28日~12月2日)
日経平均株価予想レンジ:2万7800円~2万8500円

2022年11月25日(金)終値 2万8283円03銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、もみあいか。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、反発した。11月1~2日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事録が公表され、メンバーの多数が利上げペースの減速を支持していたことで、米長期金利が低下。米国株が上昇したことを受け、日経平均株価も堅調な動きとなった。

   今週の日経平均株価は、もみあいとなりそうだ。

   直近の米国の経済指標ではインフレの減速を示すものが多く、米国の利上げペース減速に対する期待感が高まっている。そのため、米国株は堅調な動きが見込まれ、日経平均株価の支援材料となりそうだ。

   ただ、米国のインフレ状況、利上げペースの減速については、まだ不透明な状況。30日にはパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の講演、12月2日には米国の11月雇用統計という重要指標の発表を控え、注意が必要だ。

   日経平均株価は目先の上値抵抗線となる2万8500円に近づいており、利益確定売りが出やすい状況だ。

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