みなさん、こんにちは。馬医金満です。
今回は、直近の物価上昇に注目しました。
11月以降も、食料品を中心に消費者物価指数は上昇か
2022年11月18日に総務省から公表された、家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる10月の消費者物価指数のなかでも、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が去年の同じ月を3.6%上回り、40年8か月ぶりの水準となりました。たとえば、
・外食の「ハンバーガー」は17.9%
・「ソーセージ」は7.5%
・「ベーコン」が4.5%
などが上昇していて、いずれも9月と比べて上昇率が拡大しています。
具体的に、生鮮食品除く食料としては176の品目があります。このうち、10月に去年の同じ時期と比べて上昇したのは88%にあたる154品目でした。比較が可能な2021年1月以降で最も多くなっています。
これは、政府の物価高対策等で押し下げようとしている中での数値であり、物価上昇のスピードが加速している状況となっています。
また、円安を要因とした輸入価格の高騰が続く中で、今後も、価格への転嫁を我慢してきた企業が値上げに踏み切らざるをえなかったり、1度値上げをしたが再び値上げを行う企業も増えてきたりする可能性があります。
そのため、11月以降も食料品を中心に消費者物価指数は上昇が続き、12月には4%程度まで上がるのでは、と分析している専門家も少なくありません。
今後、賃金の増加ももちろんですが、投資等の動きを自主的に行う必要もますます高まるのではないかと思います。
ではまた!(馬医金満)