きょうは50代のDさんがいらっしゃっています。
「スーパーやコンビニに行くと、食料品の値上げを実感しますね。本当に欲しいものというか、スーパーのプライベートブランドの少し安いものを選んでいる自分がいます。選択肢を減らしていることでなんだか、心まで貧しくなっている気がしていますね......」
今の心を貧しくしないために、10年後の自分にも目を向けてみる
最近、私もスーパーにいくと「あれ、こんなに高かったっけ」「この値段でこれだけしか入っていないの」と思うことはよくありますよ。「本当に欲しいものを買うこと」が一番いいと思いますが、毎回、毎回だとお財布にも優しくないですよね。私も値段で選んでしまうこともよくあります。
目の前の財布事情も大事なので、5回?10回に1回は本当に食べたいもの、他は価格で選んでしまってもいいと思います。我慢し過ぎない程度にしておいて......最近はプライベートブランドも意外と美味しかったりしますよね。
そこで心を貧しくしないために、目の前のことだけでなく、10年、20年後の自分にも目を向けてみましょう。数年前から「自律的、自分で考える力や行動する力」が必要だと言われていますが、これはいくつになっても必要なことだと思います。定年という「引退の時期」が後ろ倒しになっている今、誰にでも大事なことですね。