ネットショップ系「楽天」「PayPay」、実店舗系「イオン」「ドコモ」、中間系「au」
ところで、5つの経済圏のメイン利用者はどこでポイントを貯め、どこで使っているのだろうか。それぞれをランキング形式で聞いている。その結果、まずポイントを貯める場所のトップは、「ドコモ経済圏」と「au経済圏」が「コンビニエンスストア」。「PayPay経済圏」と「楽天経済圏」が「ECサイト、アプリ」。「イオン経済圏」は「スーパーマーケット」となった【図表4参照】。
また、使っている場所のトップは、「ドコモ経済圏」と「au経済圏」は「コンビニエンスストア」。「PayPay経済圏」と楽天経済圏」は「ECサイト、アプリ」。「イオン経済圏」は「スーパーマーケット」となった【図表5参照】。
この結果を見ると、それぞれの経済圏は「ポイントを貯める場所」と「使う場所」の上位はほとんど同じだ。ざっくり言って、ネットショップ中心の「楽天経済圏」と「PayPay経済圏」、実店舗中心の「イオン経済圏」と「ドコモ経済圏」、そして両方が混在する「au経済圏」といった3極化の傾向がみられるようだ。