一度やると、もうもとに戻れない?...「ひとりディズニー」の楽しみ方【尾藤克之のオススメ】

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キャストの徹底した教育体制

   ディズニーリゾートでは、お客様が楽しめるように、徹底的なキャストの教育がなされていることは有名な話です。とくに、「身だしなみ」は徹底しており、男性・女性それぞれに細かくルールが定められています。髪の毛についても、染めてはいけない、男性の髪は耳に掛かってはいけないなど、学校の校則のように決まっているようです。

   なかには、「見つからなければ関係ないでしょ」と考える人がいるかも知れませんが、見逃してくれるほど、会社は甘くありません。上司から「カッコいい髪形だね。耳にかかっているけどどうする?」と聞かれてジ・エンドです。

   「今日切ってきます」では通じず、「いま、髪の毛が耳にかからないように切るしかないね」とカットがはじまります。身だしなみについてのルールが守れていない場合は、現場に出ることが許されないのです。

   リゾート内でキャストを見かけたら、その作業ぶりをチェックするのもいいでしょう。たしかに、動きにムダがありません。キャストに同じ質問をしても同じ答えが返ってくるでしょう。マニュアルが徹底しているからです。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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