プロ野球・ベイスターズが好成績...スポーツ事業の売上高は前年同期比67.4%増
一方、ゲームに次ぐ規模のライブストリーミング事業は、前期に買収した企業が加わり売上高は前年同期比17.0%増の195億円だった。だが、セグメント損益は3億円の赤字(前年同期は28億円の黒字)に転落した。成長に向けた先行的な積極投資が響いた。
また、スポーツ事業はプロ野球ベイスターズの成績が向上し、集客力がアップしたこともあって、売上高は前年同期比67.4%増の158億円、セグメント利益は6.6倍の46億円に達した。 通期の業績予想についてディー・エヌ・エーは「合理的な数値の算出が困難」として開示していない。
大和証券は中間決算発表を受けたリポートで「長期構造転換へ向け、体制強化を待つ状況が続く」「営業減益傾向が続く」と指摘した。 株価の方も上値の重い展開が続く可能性があると言えそうだ。(ジャーナリスト 済田経夫)