「ファイナンシャル・プランナーに資産形成を相談しよう」
また、会社と交渉してパートや時短勤務に替えてもらったり、本当に辞めて大丈夫なのか、ファイナンス・プランナーに相談して今後の資金計画を立てたりしては、という実践的なアドバイスも寄せられた。
「自分なら夫の給与が下がる年を想定したうえで、ファイナンシャル・プランナーに相談に行きます。そして子ども2人の大学卒業までに現在の夫の所得のみでの資産形成で、老後資金がどれぐらい見込めるかを試算してもらって、足りない額を計算します。それによって、やっぱり正社員を続けようとか、パートでも大丈夫そうだな、というのが自ずと導き出されるからです」「ロジカルに説得できる材料を揃えて、あなたが心身ともに辛くない毎日が送れるように(夫に)プレゼンするのが双方にとってよいかと思います」
一方、少数派だったが、「自分の人生、好きに生きてください」と辞めることに共感を寄せる意見もあった。
「『今もっと一緒にいて母親らしいことをしたいなとすごく思うようにもなっています』。この気持ち、とても大切だと思います。今の時代、お金って結構やりくり次第で節約できます。(中略)それより後悔のないように生きることのほうがずっと重要です。綺麗ごとではなく。体をお大事に」
「私もボロボロになって辞めました。『辛いならいつでも辞めな』と言ってくれた夫には感謝しかないです。辞めてからしばらく病院通いで、治療費もだいぶかかりました。そういえば、辞める時に取引先の男性から『いいよな~、女は辞められて』って嫌味言われたのを思い出しました」