前週はドル大幅下落...目下の注目は「円高が買い材料」の動きになるかどうか(11月14日~11月18日)【株と為替 今週のねらい目】

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   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

東京株式市場 米国株の復調が、日経平均株価の支援材料に

東京株式市場見通し(11月14日~18日)
日経平均株価予想レンジ:2万8800円~2万7800円

2022年11月11日(金)終値 2万8263円57銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、上値を試す展開か。

   前週の東京株式市場の日経平均株価は、週間で1000円以上上昇の3週続伸となり、2万8000円台を回復した。米国の10月消費者物価指数の上昇率が市場予想を下回ったことで、インフレ懸念が後退。米国の利上げペースが減速するとの観測が強まり、米長期金利が大幅低下し、米国株が上昇したことが日経平均株価の上昇要因となった。加えて、ドル・円相場が1ドル=140円を下回るドル安・円高の進行も支援材料となった。

   今週の日経平均株価は、上値を試す展開となりそうだ。

   米国のインフレ懸念の後退と利上げペースが減速するとの観測が強まったことで、米国株の復調が日経平均株価の支援材料となる。

   さらに、これまでの「円安は買い材料」との相場の考え方が、急激な円安から円高の動きに転換したことで、「円高が買い材料」との動きになるかが注目だ。米国のインフレ懸念については、まだまだ不透明感があることから、引き続き、米国の経済指標の結果には注意が必要。

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