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ニーズの数だけ、コンサルタントのネタはある

   コンサルタントと言えば、「経営コンサルタン」を思い描きがちだが、ニーズの数だけ、コンサルのネタはあるという。自分の経験や知識をもとに「教えるコンテンツ」があれば、誰でもコンサルタントと名乗れる、と後押しをしている。

   「それでも自信がない」という人も多いだろう。そんな人には「立ち位置チェンジで誰でも先生になれる」という法則を示している。

   多くの人が業界では単なるプレーヤーだ。しかし、立ち位置をチェンジすることで、教える人=コンサルタントになれるという。

   たとえば、料理人という職業は、料理をつくるプレーヤーだが、料理教室で教えれば、「先生」という立ち位置になる。

   会社で仕事をするビジネスパーソンでいる限り、自分のノウハウをお客さんに提供して、その対価をもらって終わりだ。しかし、先生、講師という立ち位置にチェンジすることで、ビジネスが一気に広がる、と説明する。

   松尾さん自身も、もともとはセミナー講師を数回やっていた程度のプレーヤーだった。それが、「セミナーを開催するためのノウハウを教える先生」という立ち位置にした瞬間から、ビジネスが拡大。起業20年目で年商は1億円に届く勢いだという。

   「いきなり、会社を設立しろ」「堂々とお金をもらうには、『価格表』」を用意しろ」など具体的な起業のノウハウを示し、「事業が軌道に乗ってきたら、出版をしよう」。出版することにより、ビジネスが拡大するので、「商業出版」は、最も効果的な営業ツールだという。

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