「結婚出産しても仕事を続けやすい雰囲気を作る」希望多い
それでは、どうすれば女性管理職を増やすことができるだろうか。
複数回答可で聞くと、「結婚出産しても続けやすい雰囲気を作る」(77.0%)がダントツに多かった。次いで、「拘束時間ではなく、成果で給与を決める仕組みを導入する」(47.7%)、「在宅勤務が認められる業務を増やす」(38.6%)、「女性管理職の事例を増やす」(34.2%)、「女性にもっと責任ある仕事を任せる」(28.0%)と続いた=図表4参照。
家事・育児の負担が大きい女性が働きやすい環境、制度を整えることが重要なようだ。
そこで、そこで、「もし結婚や出産をしても家庭の制約がなく、100%仕事のために時間を使うことができるとしたら、管理職になることを希望するか」と聞いてみた。すると、「管理職を希望する」(15.4%)と「条件によっては管理職を希望する」(49.0%)を合わせて、6割以上の64.4%の人が管理職を希望すると答えたのだった=図表5参照。