もし「家庭の制約」なければ...管理職希望する女性64%! 生の声は?...「なりたくないのではない!」「管理職の代償が子どもにかかるのは悲し過ぎる」

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「結婚出産しても仕事を続けやすい雰囲気を作る」希望多い

   それでは、どうすれば女性管理職を増やすことができるだろうか。

   複数回答可で聞くと、「結婚出産しても続けやすい雰囲気を作る」(77.0%)がダントツに多かった。次いで、「拘束時間ではなく、成果で給与を決める仕組みを導入する」(47.7%)、「在宅勤務が認められる業務を増やす」(38.6%)、「女性管理職の事例を増やす」(34.2%)、「女性にもっと責任ある仕事を任せる」(28.0%)と続いた=図表4参照

(図表4)女性管理職を増やすにはどうすればよいと思うか(しゅふJOB総研の作成)
(図表4)女性管理職を増やすにはどうすればよいと思うか(しゅふJOB総研の作成)

   家事・育児の負担が大きい女性が働きやすい環境、制度を整えることが重要なようだ。

   そこで、そこで、「もし結婚や出産をしても家庭の制約がなく、100%仕事のために時間を使うことができるとしたら、管理職になることを希望するか」と聞いてみた。すると、「管理職を希望する」(15.4%)と「条件によっては管理職を希望する」(49.0%)を合わせて、6割以上の64.4%の人が管理職を希望すると答えたのだった=図表5参照

(図表5)もし家庭の制約がなく、100%仕事に時間を使うことができれば管理職を希望するか(しゅふJOB総研の作成)
(図表5)もし家庭の制約がなく、100%仕事に時間を使うことができれば管理職を希望するか(しゅふJOB総研の作成)
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