身内の民主党急進左派からも、ウクライナ支援を疑問視する声
毎日新聞(11月10日付)「バイデン政権、難航必至 『奪還』共和、疑惑追及へ ウクライナ支援縮小か」によると、共和党の追及はかなり厳しそうだ。
そして、最終的には、共和党は「トランプ氏が2度も弾劾裁判(いずれも無罪判決)を受けた報復」として、バイデン大統領の弾劾訴追手続きに進める可能性があるという。
共和党からだけではない。ウクライナ支援について、バイデン大統領は身内からも攻撃にさらされる可能性がある、と毎日新聞は指摘する。
「議会はこれまでウクライナ支援について、超党派でバイデン政権に協力してきた。しかし、マッカーシー氏は下院議長就任が見込まれており、協力にブレーキがかかるのでとの見方が出ている。さらに、身内の民主党急進左派からも巨額支援を疑問視する声が挙がっている。侵攻が長引けば、与野党から不満が噴出し、バイデン政権が対応を迫られる可能性がある」
(福田和郎)